• テキストサイズ

【ONE PIECE】もしもあなたが連れて行ってくれたなら

第11章 2人の時間


 それから2人は今までの航海の話をしながらパスタを食べた。
「その時、ミーウが自分の体を盾にしてかばってくれて……」
「ミーウも無茶をするな。キッドは海軍にあれほどケンカを売るなと言っているのに挑発をして……」
「キッドも相変わらずね」
「ああ。程々にして欲しいものなんだが……」
「お互い大変ね」
 ーー主にミーウとキッドの話をしながらなのだが。
 そんな話をしているうちに、2人のパスタはなくなってしまっていた。
「ん~、美味しかった。お腹いっぱい」
「違いない。もう少ししてから行くか」
「うん」
 2人は休憩という名のお喋りをもう少しだけして、少し経ってから店を出た。
「ありがとうございました」
 会計を済ませて、店員がお辞儀をしながら挨拶をした。ーーカップルの修羅場を目撃した人にならなくて良かったと思い、ほっとしたのは店員だけの秘密となるだろう。

/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp