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兄弟だから
第2章 沖田総司
「僕と・・・?仲良くするって・・・?」
総司は訳がわからないと言うような顔をする。
「だめかな?」
「う、ううん!」
総司は慌ててそう言うと俯いた。
そんな総司を見て目線を合わせるようにしゃがみこむとそっと頭に手を乗せ頭を撫でる。
「よろしくね総司?私は雪村彩音。彩音って呼んでいいからね?」
そういって微笑んで見せると総司は驚いたような顔をするがすぐに真っ直ぐ私を見て「うん・・・彩音、さん」と言うと照れ臭そうに目をそらす。
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