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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第8章 第8Q:☆ふたりぶん☆<赤司>


~Side by 赤司~

「爺・・・はなの声は、まだ戻らないのか・・」


執事「・・・さようでございます・・・
坊ちゃんが洛山高校に進学されてからも特に変化はございません・・・」



「そうか・・・」



中学時代・・・


キセキの世代と呼ばれた彼らを率いたのはボクだ・・・


しかし・・・


いつの間にか、バスケを楽しむことから勝つことへの執着が増していき・・


それはチーム内の誰にも負けられない・・
というプレッシャーになっていた・・



ボクは気づかないうちに自分を追い込んでしまっていたのかもしれない・・・



天帝の眼と引き換えに失ったのは・・・





愛する人の声だった・・・






ボクの何がいけなかった?!
ボクの何が間違っていた?!





いや・・・ボクは間違っていない・・・





なぜなら・・




何にも勝るボクは・・・絶対に正しいのだから・・・




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