第1章 第1Q:☆愛しい獣☆<火神>
「はい!ありがと!ここ家だから、玄関前に置いといて。少しずつ片づけるから」
そういうと、荷物を降ろさずに、こっちを見て、
火神「手伝うっす。どこにしまえばいいか言ってもらえばいいんで」
ダメ・・・これ以上私のテリトリーに踏み込まないで!!
心はそう叫んだけど、
「そっ!助かるし、頼んじゃおうかな?」
やっぱり男の子ってすごいなぁ・・・
私なら1時間かかるとこ、30分で片づけちゃった。
でも助かったし・・・
ってか・・・汗かいてるし!!
「火神!!ダメダメ!ちょっとシャワー浴びてきて!!このままじゃ風邪ひいちゃう!!
これタオルと着替え!!お兄ちゃんのだから着れると思うし!!」
火神「イヤ!!大丈夫だから!!つか、初めて家入れて風呂とか言ってんじゃねぇよ!!」
そういうと、火神は私の両腕を掴んで壁に押し当てた・・・