第1章 第1Q:☆愛しい獣☆<火神>
「よぉーし!!これで全部!!テーピングでしょ?サプリでしょ?プロテインに、包帯に・・・」
火神「っちょ!買いすぎじゃねぇか?」
「なに言ってんの!!誰かがケガしてもすぐに試合に戻れるように用心したことはないわよ!!言いだしっぺなんだからしっかり持ちなさいよね!!」
にんまり笑うと、ふいっと顔をそらす・・
その態度に私の心の奥がズキっと痛んだ・・
「悪いけど、家まで運んでくんない?ストック用は全部家で管理してるから」
火神「了解っす」
そういってまた、黙々と歩き出した。