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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第5章 第5Q:☆銀色の空☆<灰崎>


~Side by はな~

うわー・・・どうしよう・・

パニックで抱き着いちゃったけど・・・


ドキドキするなぁ・・・離れたくないなぁ・・・



でも・・そんな想いを打ち消すかのように・・・



灰崎「落ち着いたんなら・・・離れろ・・・」


冷たい言葉に、また涙が出そうになるけど、ぐっとこらえて・・・


「てへっ・・・いつもご迷惑おかけしてすみません!」

敬礼すると、


灰崎「ったく・・・」


そういって、銀色の髪の毛をワシャワシャと掻いている・・・



灰崎「で?そこのガキは、お前のなんなの?」



「この子たちがここで遊んでたら、さっきの人たちがいきなり、どけっ!とか言って入ってきたの!ちょうど通りかかったから・・・助けようと思って・・・」



灰崎「はぁ?!お前の力であいつらに勝てるかよ・・・ホント・・後先考えねぇな・・お前は・・・」




ショーゴくんを見て、すっかり怖がってしまっている子たちに・・・

「大丈夫だよ?!このお兄ちゃん・・こう見えてすごく優しいから!!」

小学生「でも・・・髪の毛・・すごい色してる・・・」


「そうだねぇ・・・君たちは・・・こんな風になっちゃダメだよ?!」



頭を撫でてよしよししてあげると、二人とも素敵な笑顔をくれた・・・

なんか小さいときの私とショーゴくんみたい・・・
可愛いなぁ・・・と頭を撫で続けてると・・・



灰崎「おい・・てめぇ・・人に助けてもらっといてその言いぐさはなんだ・・・」



「ん?!」



気づけば、すごい顔でこっちを睨んでる・・・



「あはっ!ほら・・未来のある子たちに、きちんとした教育を・・・」


灰崎「ざけんなっ!」



「キャー!!」



そう言って、小学生達とショーゴくんから逃げる鬼ごっこがはじまった・・・



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