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黒子のバスケの愉快な仲間たち【R18】

第5章 第5Q:☆銀色の空☆<灰崎>


「お前・・・なにやってんの?」



真っ青な顔でガタガタ震えながらも、背中にしっかりと隠しているのは・・・小学生のガキ2人・・・



返事をしないはなの手を、今度は拒絶されないようにゆっくりと手に取ると・・


俺の頬に触れさせた・・・


「もう大丈夫だから、ちょっと落ち着け?!な?!ほら・・・手の力抜けよ・・」



拳を握ったまま冷たくなったはなの手に・・・ゆっくりと口づけする・・・


ビクッと一瞬はなが身体を震わし・・・
次の瞬間・・・抱き着いて大泣きしてきた・・・



「ったく・・勝てねぇケンカしてんじゃねぇよ・・・」



ワァワァ泣くはなの後ろで、ガキ二人も泣いてるし・・・
まるで俺がなんかしたみてぇじゃねぇか・・・



「いいか!お前ら!!とりあえずウルセーから泣き止め!!俺はウルセーのとメンドクセーことが嫌ぇなんだよ!!」



そういうと、涙を流したまま笑顔になって・・・

はな「そんなこと言いながら、昔からいつも私が困ってたら助けてくれる・・・」



照れくさくなって・・・

「ウルセーよ・・」とだけ呟いた・・・



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