第5章 第5Q:☆銀色の空☆<灰崎>
〜Side by 灰崎〜
他校生「よぉ!この前はイロイロやってくれたなぁ!」
帰り道・・・俺は他校生数人に囲まれていた・・・
さて・・・いつブン殴ったヤツだっけ!?
そもそも、なんでモメたんだ!?
俺の中で忘却の彼方に忘れ去られたヤツらの胸ぐらつかんで、拳を突き立てながら、コトの発端をボーっと考えていた・・・
他校生「クソっ!やっぱ強ぇ・・・」
捨てゼリフを吐いて走り去るヤツらの姿を目で追っていると・・・
「はな?!」
薄暗くなり始めた通学路を一人でフラフラ歩いてやがる・・・
なにやってんだ・・・
無防備なツラしやがって・・・