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第1章 Ⅰ おかえり
俺は泳いで無残にもプールの上に散らばった楽譜を拾い集めた。
インクがすこしぼやけているけど乾かせばなんとかなりそうだ。
パタパタパタ
「ごごごめんなさいっ!!」
プールサイドにその人は来た。
「はい、これ。乾かせば大丈夫・・・だと思う。」
俺はびちゃびちゃに濡れた楽譜を彼女に渡した。
「・・・ありがとう!」
彼女は嬉しそうにほほ笑んだ
「・・・・!//」
なんだ今のは・・・
そして彼女はその楽譜を大事そうに受け取った。
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