第5章 Ⅴ 謎の男
15分後
「おじゃましまーす」
渚「あっ、マキちゃんが来たよ!」
制服姿の真咲が家にやってきた
真琴「ごめんね、練習で疲れてるのに・・・」
「ううん、大丈夫だよ。で、どうしたの?」
渚「じつはね、お願いがあって・・・」
「知り合い?岩鳶高校の?」
渚「うん。誰かいない?できれば泳げる子がいいんだけど・・・・」
「うーん・・・」
真琴「やっぱりいないよね」
「・・・・あ!いる!」
真琴「え?本当?」
「うん。水泳も昔やってた。」
渚「すごーい!」
「あ、でも・・・、その大会っていつあるの?」
渚「今週末だよ!」
「今週末・・・」
真咲は携帯を取り出し何かを確認し始めた
「大丈夫、休みだ!よし、行こう!」
渚「行こうってどこに?」
「岩鳶高校だよ」