第3章 Ⅲ お前のために
レース後半
勝負はハルと隣のレーンの鮫柄学園の選手の一騎打ちとなった
渚「やっぱり凜ちゃん速いね・・・!」
真琴「あぁ、でもストローク力ではハルのほうが上だ・・・!」
凛っていう人とハルの差は頭一つ分、凜さんがリードしていた
ラスト25m、ハルのスピードが上がってきた
差はほぼ縮まり、凛さんと並んだ
ハル・・・・!
お願い・・・・、勝って・・・!
バンッ
タッチはほぼ同時だった
どっちが先かわからない
真琴「ほぼ同時・・・!どっちだ・・・」
渚「ハルちゃん・・・・!」
怜「遙先輩・・・!」
「ハル・・・・」
電光掲示板にタイムが表示された