第2章 Ⅱ 離したくない
俺はあのあの後真咲と別れ、真琴たちが待つ会場へ向かった。
「あ、ハルちゃんだ!おーい!」
「・・・真琴は?」
「マコちゃんならトイレに行ったよ」
「ふーん…。」
「ねねっ、ハルちゃん」
「何?」
「告白した?」
「・・・・・・・は、なっ///?」
「あれ?顔が真っ赤だー!さてはハルちゃん・・・」
フイッ
「あー!顔背けたー!」
「ごめんごめん、おまたせーって、ハル!来てたの?」
「ちょっとマコちゃん聞いてよー!ハルちゃんってば絶対何か隠してるよー!」
「うるさい、渚。」
「まあまあ、ハル。どうだったの?マキちゃんとは?」
「別に。何もない・・・//」
「そっか。うまくいったのか。」
なんでわかるんだよ!!
「・・・・・・//。」
「おめでとー、ハルちゃん!」
「良かったね。」
「うるさい。俺は早く泳ぎたい。」
俺は赤くなってるであろう自分の顔を隠すためにそっぽを向いた
「はいはい。じゃ行こうか。」
「だね。」