第42章 ハート5つ
私は、丸山さんのライブに圧倒された
人気に驚かされたが、それよりも丸山さんのカッコ良さに....
私と会ってた時の丸山さんとは別人ではと思うほど....
ファンの子達は泣いて喜んでいる
私は、今まで丸山さんに会ってたのは夢ではと思い始めていた
こんなすごい人が私と....
自信もなくしてた私に何のサプライズもなく
ライブはあっという間に終わった
親友と新人は感動して動けないでいた
そんな二人を私と彼は見て笑ってた
すると、係りの人が私たちの前に来て
「お客様たちは、一番最後に出て頂けますか?」
そう告げてきた
私たちは、他の人達が去って行くのを待っていた
私たち以外にいなくなったので、やっと私たちが立ち上がると突然会場の電気が消えた
驚く私たちの目の前に突然、ステージにライトがついた
そのライトの下に丸山さんが立っていた
私は何が起こってるのだろと動けずに見ていたら
丸山「お客様の中でハートを5つお持ちの方はいませんか?」
そうマイクで言ったのでした
私は、この丸山さんの突然の行動にまだ動けずにいたら、新人が私の腕を握って振り上げた
「ここにいまぁ~す!」
新人は私の代わりに叫んでくれたのだ
すると、丸山さんはニッコリと微笑むと舞台から降りて私たちの元に走って来た
そして、丸山さんは私の側に来ると静かに小さい箱を取りだした
丸山「これからも、僕の笑顔のエネルギーになってくれませんか?僕は、そのハートのように愛を注ぎますので...」
そう言うと、箱をそっと開けた
箱の中にはハートのダイアの指輪が光ってた
私は、涙で指輪が見れなかった
そんな私に親友が身体を支えてくれた
丸山「がんちゃんじゃなきゃ、もう僕は元気になれないんだ..」
丸山さんは、言葉を続けた
私は泣きすぎて言葉がでないので
親友に支えられながら、必至で頷いてた
すると親友は、私の身体を丸山さんに渡した
私が丸山さんに抱きしめられると
一緒に来た仲間が私たちを祝福するように拍手してくれてた
丸山「愛してる...」
丸山さんは抱きしめながらそう耳元で囁いてくれたのでした