第8章 ♡Story5♡ 初デート
「凄く、怖かったけど......先生が駆け付けてくれて...
凄く...嬉しかったです......。」
「百合......悪いな...俺がもっと早く来ていれば、
こんな事にはならなかったはずなのに......。」
「ううん...私が早く来過ぎちゃったの......。
余裕ぶって30分前くらいに来ちゃったから(笑)」
「30分前か......
じゃあ俺は今度から40分前に来るよ(笑)」
「40分前は早すぎますよ先生(笑)」
「(笑笑)...でも良かった、百合が無事で......。」
「藤ヶ谷先生......(微笑)......ぁ、でも......。」
「......どうした、あいつ等に何かされたか?」
「先生......さっき男の人に『先生が彼氏?』って
聞かれた時...否定しましたよね?彼氏じゃないって!」
「え゛?ぁ、それはさぁ......
あの場は担任の先生とかに装ったほうが良かっただろ?」
「う゛...それはそうですけど......
ここは少女マンガみたいに
『俺の彼女に何してんだよ!』とか、
『コイツは俺の女だ。』とか、
女子は言ってほしいものですよ!」←
「な、何で俺がそんなことを言わなきゃいけないだよ!
っんなドラマみたいな台詞言えっか!」
「だってここ、夢小説の世界ですよ......。」←
「うわ、メタ発言......orz」
「メタ発言しちゃいました~(笑)
そんな事より、そろそろ行きましょ?
電車もそろそろ来るころだし。」←
「だからお前は展開が早すぎるってば......。」
「へへへぇ~♪」
「...まぁいいけどさ......じゃあそろそろ行くか。」
「は~い♪」
そして2人はホームに向かうのでだった。