第7章 ♡Story4♡ やっと......
メアドを交換してしばらく...
「百合、もうそろそろ帰った方がいいんじゃないか?」
「えぇ...もう少し先生といたいのに......。」
「親御さんだって帰ってこないと心配するだろ。」
「まぁ...そう、ですけど......あ、そうだ!」
「......?」
「先生、今度の休みっていつですか!?」
「ぇ......一応、今週の日曜は休みだけど......。」
「じゃあその日、デートに行きませんか!」
「で、デートっ!?」
「はい♪」
「......マジで言ってんの?」
「だから私達はもう【生徒と先生】って関係じゃなくて
【彼女と彼氏】、なんですよ!?
デートの1つや2つ...いいじゃないですか!」
「そう、だけど......。」
「それとも他に用事でもあるんですか?」
「別に......ない、けど......。」
「じゃあ行きましょうよ♪......ぁ、それとも先生......」
「......?何だ?」
「もしかして照れてますか?(笑)」
「ベ、別に照れてねぇよッ!」
「先生ってツンデレですね♪」
「ツンデレじゃねぇし!」
「ふふふ(笑)ところで、デートはどこ行きます?」
「別に、百合の好きな所でいいけど......。」
「じゃあ......先生のうちで、おうちデート♪」←
「却下。」
「先生が私の好きな所でいいって言ったじゃないですか!」
「だからって俺のうちじゃなくていいだろ!」
「ちぇぇ......じゃあ...動物園で!」
「ならいいけど。」
「じゃあ決定ですね!
時間の方は先生で決めていいですよ!」
「......じゃあ...9時は?」
「大丈夫ですよ!9時に有山駅前でいいですか?」
「ああ、いいけど。」
「やった♪じゃあ日曜日にまた!」
「ああ、気を付けて帰れよ?」
「は~い!」
こうして百合も帰って行った。
(先生と初めてのデート❤)←喜びを隠せない百合ちゃん
(日曜日、どんな服でいこ......)
......と以外に乗り気な藤ヶ谷先生(笑)