第7章 ♡Story4♡ やっと......
「......ジャンケン?」
「はい!私が勝ったら【先生からキス】、
先生が勝ったら【答え】を教えてください♪」
「どのみち俺不利じゃん!?」←ごもっとも......。
「いいからやりますよ!」
「いやだk..「最初はグー!ジャンケン..」ポン...ぁ」←
「やった私の勝ち❤
ってか、先生も結局やってるじゃないですか~♪」
「......(汗)」
(しまった......つい、
いつもの生徒に乗せられてやってしまう癖が......。)←
「じゃあ先生からキスしてくれたら...
これ以上は追及しませんよ?」
「......。」
(さっきまでの悲しそうな感じはどこ行った......。)←
「はーやーくッ!」
「......ここでか?」
「はい♪
だって私達もう両想いじゃないですか!」
「だからってこんな大勢の人がいるところで
やんなくてもいいだろ......。」
「......じゃあ、人がいない所だったらいいんですか?」
「ぃやそういう事じゃなくて......。」
(やべぇ...逆に余計なこと言っちまった......。)
「例えば......先生の家とか♪」
「っ...冗談言うな!今時駄目だろ!?
生徒が教師のうちに来るなんて......。」
「でも私達もう両想いで...恋人同士じゃないですか♪
恋人でも、うちに入れないんですか?」
「っ...それは......。」
「じゃあ行きましょう♪」←
「だから駄目だろ!」
「じゃあここでキス。」
「っう゛...。」
「ふふふ...どうしますか?
ふ・じ・が・や、先生❤」
「......分かった分かった...キス、
......すればいいんだろ?」
「最初からそう言えばよかったのに♪」
(コイツ......(怒))←
「人だかりも減って来たし...
見てる人あんまりいないんですよ?」
「分ったから......っ取りあえず目、閉じろ......。」
「は~い♪」
百合は素直に目を閉じる。
(こういう事だけはすぐ言う事訊くのかよ......。)←