• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第6章 ♡Story3♡ 好きだという自覚...


校門先までずっと走って行く百合達......



「ヒック......ヒック...ぅ......。」



「...百合......。」



百合の顔は涙でくしゃくしゃになっていた......。



「ごめん...百合......俺、
よけi..「陸のせいじゃないから......。」...。」



百合は立ち止まる。



「陸は何も悪くないよ......私が勝手に......
己惚れてただけだから......陸は、
こんな私をかばってくれた......だから、
陸は少しも悪くない......。」



「......。」



「ありがとう、陸......こんな私を......。」



「......別に、俺が思った事を勝手に行っただけだ。
そんなに気にすることじゃねぇよ...でも、
俺も自分勝手に言いたい放題言って...ごめん......。」



「ううん......。」



「「......。」」



2人の間にはしばらくの沈黙が続いた......。
















「......今なら...十分間に合うと思いますけど......







行かないんですか?」



「......俺は......。」



俺は...どうしたらいいんだ......?



まだ、百合のコトを好きなのかもわからないのに...。



「...先生は自覚してないのかもしれませんけど......
何だかんだで彼女に惹かれてるんじゃないですか...?」



「......。」



わかんねぇよ......



俺の本当の気持ち......。



それに今追いかけたって......



また百合を傷つけるだけなのに......。



「......藤ヶ谷先s...ぁ......。」



二階堂が全ての言葉を発す前に校舎の窓を見て



「ぁ...。」と一言声を漏らした。



「......どうした?二階d...ッ......」



俺も窓の方を見てみた......。



そこで俺は見てはいけないものを、



見てしまったような気がした......。
/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp