第27章 ♡Story24♡ 看病
診察室に呼ばれ...
「......前日から体調が悪かったのですか?」
「ぃぇ...///寝るまでは普通でした......
朝、目を覚ましてみたら身体が重くて//////」
「そうですか......」
「先生、原因は何なんでしょうか?やっぱり、普段の仕事でのストレスですか?」
「その可能性が高いでしょう。百合さんは、体調は良く崩されるのですか?」
「いえ///ほとんど体調を崩すことはありません///
年に1回崩すか崩さないくらいです//////」
「っやっぱり百合は......」
「恐らく、ストレスから来たものでしょう。馴れないことを
無理にやろうとするとストレスが溜まりやすいですから......」
「......。」
(でも百合、芸能界入ってからも体調崩すことなんてなかった......
やっぱり、昨日のやつで今までのストレスが一気に身体に現れたのか?)
「でも心配することはありません。
今から点滴を打ちますから、1時間後には大分楽になります。
薬のほうも解熱剤、咳を止める外用薬の塗り薬を出しておきます。
今はこれで様子を見るしかないでしょう。」
「わかりました。」
「では百合さん、こちらの方へどうぞ。歩けますか?」
「はい///ありがとうございます//////」
百合は看護師さんに手を差し伸べてもらい隣のベッドルームに移動する。
「......。」
点滴を打たれながら眠っている百合、
顔色も大分戻ってきた。
「百合......」
太輔は百合の頭を撫でながら目を覚ますのを待った。
「.....太、輔?」
点滴を打たれ40分くらいが経ち、百合が目を覚ました。
「最近のお前、きっと頑張り過ぎたんだ......
今のうちにゆっくり休めておけ。」
「ん...太輔は、ずっと傍にいてくれたの?」
「他にどこで待ってんだよ......お前を置いていくわけねぇだろ。」
「太輔......」
「あまり喋るな。他にも、寝ている人がいるからな......」
「ごめん////(苦笑)」
そして百合は再び目を閉じた。