第27章 ♡Story24♡ 看病
百合が目を閉じて15分ほどが経って...
「けほけほっ//////」
百合は咳をし始める。
「百合...大丈夫か?」
「っごめん太輔(苦笑)//////」
「......まだ動けなさそうか?」
「......ちょっと苦しいかも//////」
「そっか.....でも病院で見てもらったほうがいいかもな。
これ以上悪化させないためにも......」
「ぅん...じゃあちょっと着替えるよ//////」
「自分で出来るか?」
「うん//////」
「わかった、何かあったら呼べよ?俺はドアの前にいるから。」
「ぁりがとお...//////」
太輔は一旦部屋を出る。
「身体が冷えないうちに着替えないと...//////」
百合は適当に暖かそうなセーターをクローゼットから出す。
「......百合、ぶっ倒れてねぇだろうな?」
ちょっと着替えるのが遅く感じた太輔は、ドアの向こう側から百合に声を掛けた。
「大丈夫だよ太輔///あと少しで終わるよぉ//////」
「......。」
(倒れては、いねぇみたいだな......)
それから2分ぐらい経ち、百合が部屋から出てきた。
「ごめん太輔///着替えだけにこんな時間掛けちゃって...//////」
「俺は大丈夫だ......一応マフラー巻いておけ、
今日は朝から結構冷えるみたいだからな。」
太輔は着替えている間に持ってきたマフラーを百合の首に巻いていく。
「ありがと///太s.."ガクッ"///「っ百合!」
お礼を言う前にガクッとバランスを崩した百合、
太輔は床に倒れないよう百合を自分のほうに引き寄せた。
「けほけほっ///けほけほっ///」
「っさっきよりも咳が激しいな......」
太輔は百合を背負った。
「......?//////」
「早く病院に行こう......」
「ん、ごめんね太輔//////」
「おめぇが謝る事じゃねぇよ......」
太輔は百合をおぶって駐車場まで下りて行った。