第27章 ♡Story24♡ 看病
「......自分で測れるか?」
「......ごめん、ちょっとキツイかも...//////」
「はぁ...しょうがねぇな......」
太輔は百合を自分のほうに引き寄せる。
「......ボタン外すぞ?」
「ん...//////」
パジャマの第2ボタンまで外し、体温計をわきに挟む。
「ごめんね太輔...//////」
「っ別に、身体に力が入らねぇんだから...仕方ねぇだろ......」
(今度から普通の体温計じゃなくて耳式の体温計にしよ......)
少々目のやり場に困った太輔は、熱を測りながら思うのだった(苦笑)
ピピピピ...
熱を測って10秒ほどが経って音が鳴った。
「早いな......」
(結構熱あるかもしれねぇな......)
「...何度、だった?//////」
「42.3度、大分高い熱だ......」
ベッドに寝かせながら言う太輔。
「やばぁ...結構熱あんじゃん(苦笑)//////」
「病院に連れて行った方がいいな......」
「大、丈夫だよ///ゆっくりベッドで休んでるから...
太輔は仕事に...//////」
「馬鹿......こんなに熱あんのに、安心して仕事に行けっかよ......」
「太輔...//////」
「食欲は、あるか?」
「//////」
百合は首を横に振る。
「そっか......」
「寒い...頭が痛いの...//////」
百合は身体を震わせていた。
「これちょっとやべぇかもしれねぇ......」
(手足も冷たい......)
太輔は百合に布団をかぶせ、大学へ電話することにした。