第5章 ♡Story２♡　......見て？

(......百合......)



「なんか風のように来て去って行きましたね......。」



「......。」



「......余計なお世話かもしれないですけど......












ちゃんとはっきりした方がいいと思いますよ？」



「......分ってますよ......それくらい......」



「......なら、いいですけど......
あやふやにするのはお互いスッキリしません......。
何より、彼女が1番傷つきます。」



「ｯ......」



「僕は部外者ですけど......応援はしますよ？」



「......応援って...一体何のことですか......」



「......心のどっかでは解ってるくせに......、
百合ちゃんとの恋...僕は応援しますってこと。」



「何で......そうなるんですか......。」



「だって、彼女とのキス......満更でもなかったでしょ？」



「は、はあぁ！？な、何で...そ、そぅ...」



「そんなに焦るってことは図星ってことですね(笑)」



「......違います......。」



「ふ～ん......(笑)」



「違いますから......。」



「彼女可愛いから、油断すると取られちゃいますよ～？」



「からかわないでください......。」



「例えば......カッコいい幼馴染とかね(笑)」



「......別にソイツと
結ばれればいいじゃないですか......。」



「そんなに余裕ぶっこいでいると本当に誰かに
取られちゃうと思いますけど(笑)」



「いい加減にしてください......。」



「誰かに取られてもいいですね～(笑)」



「......黙れ、いい加減にしねぇとしばくぞ......。」←



「おー怖い怖い。」←棒読み



「......。」










皆してからかいやがって......(怒)