第25章 ♡Story22♡ 熱愛発覚!?
そして車を走らせ1時間ほどが経ち...
「この角を曲がった所だよね?」
「はい!」
事務所前に着いた百合達。
「柊さん、ありがとうございました!」
「ううん。話は何があるのかわからないけど、もし何かあったら俺に言って。」
「ありがとうございます!」
百合は車から降りた。
「百合ちゃん!」
百合が降りたのと同時に涼介が事務所から出てきた。
「涼介さん!」
「どう百合ちゃん、リフレッシュは出来た?」
「はい!」
「なら良かった(微笑)
柊さんも、ありがとうございました。」
「山田君も、大変な時にありがとうね。
本来なら外出は控えなきゃいかなかったのに......」
「いえいえそんな!柊さんが誘ってくれたおかげで、百合ちゃんがこうして楽しむことが出来たんです!」
「なら、いいんだけど......俺のせいでパパラッチに見つかっちゃってね.....」
「っ柊さんだけのせいじゃないです!私も、ちゃんとしてなかったから......」
「パパラッチ?」
「はい、この間涼介さんが話してくれたオカッパーズの人達です。」
「オカッパーズが......」
「写真も大分撮られた......週刊誌に載るのも時間の問題だろう......」
「そう、なんですか......でも二人は"友人関係"ですから、
何も心配することないですよ。」
「っそうだね。でも気を付けて、
もしかしたら奴等......どこかと手を組んでる可能性もあるから。」
「わかりました、社長にもこの事を伝えておきます。
今日はありがとうございました。」
「ううん、こちらこそ。じゃあまた現場で、後山田君。」
「はい?」
「百合ちゃん、沢山お土産買ってきたんだ。
だから渡すの一緒に手伝ってあげて(苦笑)」
「お土産?」
「はい!」
百合が後ろの席から二つの袋を出す。
「うおっ!?」
(あんなに沢山......(汗))