第25章 ♡Story22♡ 熱愛発覚!?
翌朝...
翌朝起きた二人は朝食を済ませた。
「百合ちゃん、帰りはどこに送って行った方がいい?」
「えっ......」
「やっぱり直接家じゃない方がいいよね?」
「っそ、そうですね......」
(どうしよう、帰りのことすっかり忘れていた......)
その時...
プルルルル......
「「......?」」
「もしかして、百合ちゃんの携帯じゃないかな?」
「......ぁ、涼介さんからだ!」
(何か急ぎのお仕事でも入ったのかな?)
「もしもし涼介さん?」
『もしもし百合ちゃん?朝早くごめんね......』
「いえ、丁度朝食も済んだところですから!
涼介さん、何か急な仕事でも入ったんですか?」
『仕事、ではないんだ......』
「......?」
(仕事じゃないなら、一体何なんだろう......)
『今日、事務所に来ることはできるかい?』
「っえ、えぇ......でも何で?」
『......社長から......』
「っ......片桐社長が私に?」
『うん......時間は何時でも構わない、今日中には来るようにって......』
「っ......何で......」
『わからない、俺も一緒に呼ばれているんだ。
だから着く頃に電話頂戴?」
「わ、わかりました。」
『朝から、こんな話でごめんね?』
「私は大丈夫です!じゃあ、着き次第電話を入れます......」
そして百合は電話を切った。
「山田君、なんて?」
「今日......事務所に来るようにって社長に言われたみたいで......」
「社長が?」
「はい......」
「そっか......じゃあ事務所まで俺が送っていくよ。
その後は、山田君に送ってもらう感じで大丈夫かな?」
「ありがとうございます、柊さん。
お言葉に甘えさせていただきます。」
百合は柊に頭を下げた。
「ううん、気にしないで。」
(っもしかしてあいつ等、昨日の写真をAnnie側に送ったのか?)