第25章 ♡Story22♡ 熱愛発覚!?
それから二人は時間を忘れ、色々と話をした。
「凄かったんだよ!ワンス・アポン・ア・タイムやパレードも迫力満点だったの!
帰ったらその時の動画とか写真見せるね!」
『サンキュッ、明日は何時くらいに帰ってくる予定なんだ?
俺、明日は普通に仕事あるけど......』
「朝食食べたら、ホテルを出るから......午前中には帰れると思う!」
『わかった、鍵はちゃんと持ってんだろ?』
「持ってるよ!」
しばらくして、柊が戻ってきた。
柊Side
「百合ちゃん、お待たs...」
「へぇぇ...北山先生が(笑)」
百合ちゃん、一体誰と話してるんだ?
柊が戻ってくると、百合は電話で誰かと会話を楽しそうにしていた。
「太輔も大変だね、
北山先生の惚気話ばっかり聞かされて(笑)」
太輔?......藤ヶ谷太輔のことか?
『来月には子供も生まれるだろ?それでな......(苦笑)』
「やっぱり自分の子供が生まれるってそんなに嬉しい事なのかな?」
『そりゃあ.....自分と血が繋がった新しい家族が出来んだから、嬉しいんじゃね?』
「赤ちゃんかぁ......私達もそんな日が来るのかな(笑)」
『さぁな......(苦笑)』
前から百合ちゃんと彼に、
何らかの"特別な感情"はあるのかって思っていたけど......
「女の子と男の子だったらどっちがいい!?」
『だから気がはえぇよ......』
やっぱりあの二人は......
「っ百合ちゃん......」
柊はの近くまで行って、百合に話しかける。
「.....っs..柊さん!」
後ろを振り向いた百合は携帯を落とし、凄く驚いた様子で柊を見上げていた。
『ぇ...柊さんって......お前、藤城柊と同じ部屋にいんのか?』
「ま、まぁ......」
電話の向こうからは少し戸惑ったような声が聞こえた。
ぎゅっ...
百合がベッドの上に落ちたスマホを拾おうとした時、柊に引き寄せられた。
「っ!?......しゅ、しゅしゅ柊さん!」
『っおい百合!』