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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第25章 ♡Story22♡ 熱愛発覚!?


「オカッパーズって......A.N.JELLさんの特ダネを狙ってる出版社ですよね?」



「あぁ。でも何でここが分かった?
こんな早朝、気づく事なんてそうそうない......
あの、オカッパーズに限って......」



「っあと、つけられていたんですかね?」



「わからない、でもその可能性が大きいと思うけど.....
っまさか...初めから待ち伏せていた?」



「っそんなことって......」
(っそんな事って、あるの.....?
じゃあ展望台の時も...同じだったりするの?)



「まさかアイツ等......どこかと手を組んだのか?」



「手を組んだって?」



「お互いの利害が一致したらなら、一緒に手を組むって事が稀にあるんだ。
簡単に言うなら、見つけたお宝を半分ずつ2人で分けるのと同じことかな......」



「利害......」



「きっと記事にして、大袈裟に書くんだろうね......

でも百合ちゃんは気にしなくていいよ、俺らは"友達"、
一人の友人として遊びに行くんだから変に構えなくていい。

逆に構えると、余計怪しく思われる可能性があるからね......」



「そうですね......なら、あえて変装しない方が良かったりも?」



「そういう場合もあると思う。
特に恋愛絡みだと、怪しまれる可能性も高いから......」



「色々と......難しいんですね。芸能界って......」
(私、まだ芸能界の事なんて全然わかっていなかったんだ......)



「まぁね。でもいちいちパパラッチを気にしていたら、ストレスが溜まっちゃうよ。
だから構えないで、今日は楽しもう?」



「......そう、ですよね!
せっかく夢の国のテーマパークに行くんですから楽しまないと損ですもんね!」



「そうだね(微笑)
じゃあ車を出すから、シートベルトしてね。」



「はい!」
(そうだよね、ここでいろいろ気にしてもお互いが暗い気分になっちゃう!
今日はめいいっぱい楽しも!せっかく太輔や涼介さんが、行かせてくれたんだもん!)

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