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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第24章 ♡Story21♡ 熱愛疑惑


「(笑笑)」



未だ楽しそうに会話をする百合。



太輔は自然と百合が座っている方へと歩き出していた。



そして百合の後ろに座り......



ぐいっ



「きゃっ!」



「......。」



百合のお腹を抱きながら、自分の方へ引き寄せる太輔。



『っ百合ちゃん?大丈夫!?』



電話の向こうからは慌てた様子の柊の声が聞こえてきた。



「っ大丈夫です(苦笑)
立とうとしたら足が痺れてこけそうになりました(笑)」



適当に言い訳をする百合。



『......本当に大丈夫?』



「はい(笑)」
(いきなり何するの!?)



太輔の方を少し睨む百合。


ボソッ
「俺の前で、そんな風に話してんじゃねぇよ......」



「っ......」



抱きしめる強さを少し強くし、



電話の向こうには聞こえないくらいの声で、百合の耳元で小さく呟く太輔。



そして百合は顔を一気に赤くさせた。



『百合ちゃん?......どうしたの?』



「っ何でもないですよ(苦笑)」



『......そう?なら、いいんだけど.....』



「はははは......(苦笑)」



『じゃあそろそろ切る?大分話しちゃったしね(苦笑)』



「っそうですね!予定の話から大分脱線しちゃいましたけど(苦笑)」



『じゃあまた何か変わったことがあったら電話してね。』



「はい!お休みなさい柊さん!」



『お休み、百合ちゃん(微笑)』



こうして長い会話は終了し、お互い電話を切った。




「っいきなり引っ張るから、びっくりしたじゃん!」



再び太輔を睨む百合、だが顔はまだ赤かった。



「......おめぇが悪いんだろ......」



太輔は百合の首元に顔をうずめる。



「っただ、話してただけじゃん......
友達としt..「うるせぇ..."チュッ"...」...っ」



百合が言い終わる前に少し強引なキスをする太輔。


クチュ...
「っん...ふ、ん......」



太輔は無言でキスをしたまま、舌を絡め始める。





※次、少々裏を入れます
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