第24章 ♡Story21♡ 熱愛疑惑
「......本当は、不安だ......」
「ぇ......」
(ならどうして......)
「せっかく誘ってくれたんだから、断るのもあれだろ?
まぁ彼氏の身としては......複雑だけどな......」
「太輔.....」
「それに心狭いって思われたくねぇからな......(苦笑)」
「......涼介さんといい、太輔といい...私の周り心広い人多すぎ......(汗)」←
(うちの家族だってそうだし......(苦笑))
「......何のことだ?」
「別に、何でもない!こっちの話(苦笑)」
「......?」
(変な奴......)
片付け等も済み、百合は風呂でリフレッシュタイム。
「やっぱりお風呂は良いなぁ♪......ぁ、
あとで柊さんに連絡入れておかなきゃ......」
風呂に浸かりながら思い出した百合。
一方の太輔は、ソファーに座りながら本を読んでいた。
「太輔あがったよー」
百合がタオルで髪を拭きながらリビングに来る。
「了解、ちゃんと髪も乾かせよ?」
「はーい......ねぇ、私のスマホってどこだっけ?(笑)」
「知らね。←
充電したままなんじゃねぇか?」
「充電......あぁぁ!帰って来たとき充電したんだった!」
「ったくしっかりしろよ(苦笑)
じゃあ俺は風呂に入ってくるからな。」
「ほーい......」
百合はスマホを充電器から外しながら返事をする。
そして太輔も風呂場に入って行った。
「......電話の方が早いかな?」
百合は電話帳から柊のものを探し、電話を掛ける。
ちなみに百合は〖柊さん〗と登録している。
電話を掛けて、柊はすぐに出た。
『もしもし?』