第23章 ♡Story20♡ 結婚披露宴
それぞれ準備を整え...
「百合、式場で派手に躓くんじゃねぇぞ?←
そうなったらこっちもすげぇ恥ずかしいから(笑)」
「っうるさいなぁ!」
(だから小学生じゃないっつーの!)←
そんな事を話しながら車を出すのだった。
「ねぇ太輔、式場ってどこなの?」
「ハイドランジアウェディングホテルの中にあるチャペルだ。
披露宴はその後ホテル内で設けたホールでやるようだな。」
「結構広いところだね!」
「あぁ、そこそこ人も来るみたいだしな。
百合、お前あくまで芸能人でもあるんだから気をつけろよ?」
「分ってるよ!さすがにナンパする人とかいないっしょ(笑)」
「......。」
(正直他の男に絡まれないか不安なんだよな、服も少し露出度高いし......
お酒とかも入って盛り上がる場だし......)
太輔はそんな不安を抱かえながら運転するのだった。
それから20分でホテルに着いた。
「百合、基本的なマナーくらいは解ってんだろ?」
「うん!」
「じゃあ受付に行くか......」
「はーい♪」
「テンションたけぇな......(汗)」
(余計目立ちそうなんだけど......)←
そんな事を思いながら受付会場に向かうのだった。
ざわざわざわ...ざわざわざわ...
百合達が入るなりいきなりざわめきだした。
「......(汗)」
(早速嫌な予感が......)
「あれって玉森百合!?」
「嘘!なんでここにいるの!?」
「隣の人、藤城柊に似てない?」
「まさか藤城柊がここにいるわけねぇだろ!」
早速注目の的...
「「......(汗)」」
「私......何もしてないよ?(苦笑)」
何もしなくても目立ってしまう百合(苦笑)
「お前ってどんだけオーラ持ってんだよ......(汗)」
(入るだけでざわつくって......)