第5章 ♡Story2♡ ......見て?
ご飯を食べ終えた2人は......
「百合、そろそろ家帰った方が良いんじゃない?」
「そう、だね......はぁ...説教されんのかな......。」
「俺も一緒に行く?」
「いや、大丈夫......。」
「一応俺もおばさん達に謝りたいし......。」
「じゃあ......一緒に行く!」
「結局行くんかい(笑)」
百合と陸は身支度整え、百合の家に向かう。
百合の家にて...
「百合、顔が真っ青だぞ......」
「そ、そう......?」
百合は昨日の裕太の電話が効いたのか、
顔が真っ青だった......。
「......まぁ...大丈夫だって......多分......。」
「多分って何よッ!?」
「俺も行くから大丈夫.....。」
「......。」
百合は心を決めて玄関の扉を開ける。
「た、ただいま......。」
「お帰り~、意外と早かったわね百合。」
「う、うん......」
「あら、陸君も来ているの?」
「ぁ、お邪魔します......」
「わざわざ送ってもらって悪いわね......」
「いえ......俺も謝りかったので......
昨日は連絡も入れらず、ご心配をおかけしました。
すいません......」
「ごめんなさい、お母さん......。」
陸と百合はお母さんに謝り頭を下げる。
「いいのよ......理由はちゃんと裕太から聞いてるわ。」
「......お兄ちゃん、やっぱり怒ってた?」
「......まぁね...裕太が1番心配してたから......
後で裕太にも、謝っておきなさい。」
「うん......分かった。
陸、今日はわざわざありがとね」
「ううん...全然平気。」
「せっかくだから上がっていかない?
昨日美味しいケーキを買ってきたのよ。」
「いえ、俺はこの辺で失礼します。」
「あらそう......分かったわ。今日はありがとう」
陸はお辞儀をして帰っていった。