第5章 ♡Story2♡ ......見て?
翌朝...
「はぁ......よく寝た......。」
百合はいつもより少し早く目が覚めた。
そして百合は下に降りていく。
下に行くと陸がまだソファーの上で寝ていた。
「ごめんね、陸......
ベッド占領しちゃって......。」
百合まだ寝ている陸に謝る。
「......朝ごはんでも、作ろうかな......。」
そう言って百合はキッチンに向かう。
因みに陸の家で料理をするのは小学校以来.....
料理といってもおばさんのお手伝いを
したくらいだけどね......(汗)
数十分後...
「......ん」
「あ、陸、起きた?」
「あぁ......なんか百合にしては早くね?」
「まぁね(笑)そうそう、あと少しで朝食出来るから
ちょっと待ってね!あと、勝手にキッチン借りてごめん(汗)」
「別にいいって......実際、朝飯どうするか迷ってたし。
すごく有難いよ。」
「なら、良かった!」
百合は笑顔で笑う。
「俺も何か手伝うか?」
「あと少しだから......特にないけど......ぁじゃあさ、
こっちに一応出来た物もあるからそれ運んでくれる?」
「わかった。」
お互い、昨日は何もなかったかのように淡々と話す。
「ど~うッ?結構自信作なの!」
「ふ~ん......百合って料理できるんだな~(笑)」
「何よ!私だって料理くらいできるし!」
「冗談だって(笑)」
「......。」
百合は拗ねてそっぽ向く。
「俺が悪かったって(笑)」
「もういい......陸の分も食べちゃうもんね!」
「本当にごめんってばッ!」
その後、何とか陸は百合にお許しをもらい、
朝ごはんを食べる2人であった。