第5章 ♡Story2♡ ......見て?
『ああ、陸なら問題ないと思うんだけどね......』
「??」
『いくら恋人同士だからって......
百合に変なことするなよ?(黒笑)』
ゾワァ...
「......。」
陸は背中に悪寒を感じた......。
『俺の用件はそれだけかな?じゃあ百合にも
よろしく言っといで?』
「は、はい......(汗)」
『じゃあ、お休み。』
「お休み......なさい......。」
そう言うと陸は電話を切る。
「お兄ちゃんなんだって?」
「はは...百合に変なことするなって......(汗)」
「変なことって......(汗)もうしちゃったけど......。」
「もしかして裕太さん......気づいてたりしねぇよな?」
「ちょッそんな怖いこと言わないでよ!
流石にそれはないでしょ......」
「もしバレてたら俺どうなんだろう......」
「......さぁね?」←遠い目
「何、その!遠い目はッ!」
「そんな心配しなくても、バレてることはないと思うよ?
意外とお兄ちゃん鈍いし......。」
「......だといいけど......。」
陸はまだ悪寒を感じるような気がしていた......。
「でも場は免れたし......(汗)
今日は寝ようよ?一応明日は休みだけど。」
「そうだな......ぁ、お前は俺のベッド使えよ。
俺は下で寝るから......」
「ぇ、そんな悪いよ......
ここで一緒に寝ればいいじゃん!」
「......いや、また理性が飛ぶかもしんねぇから......
俺は下で寝るよ......。」
「......わかったよ...陸がそう言うなら.....。」
「部屋着は少しでかいけど、俺の使っていいから。」
「......うん。」
「じゃあ、お休み......。」
「お休み......。」
陸はそう言うと上着を持って下に降りていく。
「......。」
部屋に取り残された私...なんか、
少し寂しいな......