第22章 ♡Story19♡ 一難去ってまた一難...
その時に決めて買ったんだ、ペアリングのネックレスを......」
「太輔......」
「それで......
『あともう一つ、お前にプレゼントがあるんだ。』
『っ嘘!なになになにっ!?』
『そんな焦んなよ(苦笑)
ちょっと目、閉じてろ。』
『えぇ......』
『いいから。』
『......わかった。』
『開けんじゃねぇぞ?』
『分ってるよ!』
ガサゴソ ガサゴソ...
『......。』
(一体何だろ......。)
.
.
『もう開けていいぞ。』
『......?』
「はい、俺からのもう一つのプレゼント。」
『......どこ?』
『ったく、感覚で気づけよ(笑)
首元、見てみたら?』
『首......?』
首元を見てみると...
『......(微笑)』
『っ!?』
『それ、どうかな?』
『これって......リングの、ネックレス?』
確か、"百合"の首元にかけて渡したんだよな?」
「っ太輔、今なんて......今"百合"って......」
「......百合、どうした?」
「っ全部......思い、出したの?」
「......あぁ、大方はな。」
「っ!」
百合は思いっきり太輔に抱き付く。
「っちょ!苦しいんだけど......(汗)」
「っだって......」