第22章 ♡Story19♡ 一難去ってまた一難...
「っ太輔......」
(やっぱり、また記憶が......?お店の名前も、ちゃんと......)
「っねぇ太輔!」
「......?」
「っじゃあ......私に、嘘をついたことも...思い出した?
太輔、私を驚かせようとしてくれたの......」
「嘘?」
「っうん......」
「嘘......っ!
......そうだ、俺はあの店の前で......
『私の誕生日って覚えてる?』
『誕生日......?お前の誕生日っていつ?
ってか聞いたことねぇけど......』
『なぬっ!?←
小学生の時私に誕生日プレゼントくれたじゃん!
......シロツメクサの冠......』
『は?覚えてねぇんだけど......(汗)』
『うそぉ......(泣)』
っあの時、君に酷い嘘をついちゃっていたね......」
「っ思い、出したの?」
「......うん。今、ネックレスの事も思い出した......」
「ぇ......」
「どういう経由でネックレスを買ったのかも......。
確か、北山先生の案で買ったんだったよな......
『はぁ...』
(こりゃあ大分落ち込んでるな......よしっ!)
『藤ヶ谷先生!』
『...何ですか?北山先生......』
.
.
.
『百合ちゃんの誕生日を、
"最高"のものにする方法......』
『......?』
『思いつきましたから♪』
『......はぁ?』
『......(微笑)』
それで、北山先生とあのネックレスれを買ったお店に行って......
『......どういったものが良いんですかね?』
『そうですねぇ......やっぱり、
普段から身につけられるものいいと思いますよ?
......あ!俺が思うにこれはどうですかっ!?』
『......?』
『プレゼントの定番です!』
『これって......』
『......(微笑)早速気に入りましたか?』
『......。』
『気に入ったみたいですね(微笑)
じゃあ店員さんに相談してみましょうか!』
その時に決めて買ったんだ、
ペアリングのネックレスを......」