第21章 ♡Story18♡ まさかの同棲!?
「ねぇ太輔!ご飯食べたら、後で一緒にアルバム見ない?」
「アルバム?」
「うん!ミニアルバムに......文集!」
「文集......」
「......?どうしたの、太輔?」
「いや.....文集って小学校の?」
「っうん......そう、だけど......」
「確か、本棚に入れてあったような......」
「あるの!?」
「うん...前に見たよう記憶があるんだ......」
「じゃあ後で探してみる!?」
「うん、そうだね。」
「......(微笑)」
(文集、持っていてくれてたんだ......)
ご飯を食べ終え...
「ここが太輔の部屋かぁ......なんかスッキリしているね!
あまり無駄なものは置かないタイプ?」
「そうだね。」
「私と大違い~(笑)」
「(笑笑)......確か、上の方にあったと思うんだ。」
「上?......上上上......あ、あった!あれだと思う!」
百合は文集があるところを指差す。
「あれ?」
太輔は左腕を伸ばし、文集を手に取る。
「......これだ!
これだよ?太輔が教育実習生の時の!」
「凄く、懐かしい感じがする......。
えぇっと......確か百合ちゃんの他に、
神城陸君って子もいたよね?」
「覚えているの!?」
「曖昧だけどね......でも、凄く懐かしいよ。」
「じゃあ早速見よ見よ♪
文集を見てもいいけど、最初はミニアルバムの方見ない?
太輔と一緒に撮ったものも沢山あるの!」
「俺と......一緒に?」
「うん!何か思い出すきっかけにならないかなって思ってね。」
百合はアルバムを早速開いて太輔に見せた。