第21章 ♡Story18♡ まさかの同棲!?
両親からの承諾を得たわけだが......
「なんか、凄く複雑なんだけど......(汗)」
「それは俺も同じだよ......」
二人はずっと放心状態のまま箸を進めた(笑)
「「はぁ......」」
「二人揃ってため息なんて、どうしたんだ?」
「「あのなぁ......(汗)」」
((うちの親って良いのか悪いのか......わからない......(苦笑)))
その後百合は風呂に入り部屋で
持っていくものを整理しながらあるものを見ていた。
「......ぁ、これ!初デートの時に撮ったやつだ!
モルモットと子熊ちゃん!」
百合はスマホで撮った写真をミニアルバムにしたものを見ていた。
「確か太輔が乗せられて撮ったやつだっけなぁ(笑)
『撮ろうよ!記念記念!
ほら、このモルモットなんて可愛いじゃん!』
百合はウサギを降ろし、モルモットを抱き無理こり太輔に抱かせる。
『意外に絵になってるじゃん(笑)』←
『えぇぇ......ってか、意外ってなんだよ!?』
『はいはい、いちたすいちはー?』
『にー!【カシャ..】......ぁ』←
『お!イイ感じ♪
ってか、また乗せられたでしょ(笑)』
『何でこう...乗せられんだろ......。』←
太輔って何だかんだでノリいいからなぁ(笑)
よし、このミニアルバムは持っていこう、
思い出すきっかけになるかもしれないし!」
百合はキャリーバッグにミニアルバムを入れる。
「あとアルバムだったら、小5のときの文集も持っていこう!
写真もいくつかあったし......どこだっけなぁ......
ぁ、あったあった!」
本棚をあさりアルバムを見つけた。
「太輔も、今でも同じやつ...持っているのかな......」
そんな事も呟きながら百合は荷物を整理した。
そして偶然覗きながらその姿を見ていた裕太達は...
「......何か百合、お嫁さんに行く前の支度してるみたい(泣)」←
「「だから妹離れしなさい!」」
「うぅぅ......(泣)」