• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第19章 ♡Story16♡ 事故...


柊Side


「......柊さんにも、
大切な人っているんですか?」



「俺かい?」



俺にとって、大切な人......



「はい、やっぱりA.N.JELLの皆さんですか?」



「廉達も、俺にとってはかけがえのない人だよ。けどね、
他にいるよ?俺にとって、かけがえのない人......」



俺にとってかけがえのない人......



「彼女さんとかですか?」



彼女か.....彼女なんて、ほど遠いな(苦笑)



だって、こんなに凄く近くにいるし......



「彼女、か......ううん、俺の片思いかもね......」



そう、これは俺の片思い......



「片思いって、切ないですよね......」



「うん、凄く切ないよ...今でもね......」



今でも凄く切ない......だって彼女には、



他に見ている人がいるから......



「......柊さんが好きな人って、どんな人なんですか?」



「笑顔が、太陽みたいにとても素敵な子だよ。
彼女がいるだけで自分も明るくなれるから......。」



「素敵な人なんですね。」



「あぁ、とても素敵な人だよ......百合ちゃんみたいにね。」



「っそんなことないですよ!......でも、
柊さんの思いがその人に伝わるといいですね(微笑)」



「っそうだね......でも、
まだまだ先だと思うけど......」



俺のこの片思いって......伝わる、のかな......?



だって俺の好きな人は......



「柊さん......」



百合ちゃん、君なんだから......。





『た、太輔っ!?』

『太輔?』

『俺は藤城柊。君が思っている人とは違うと思うよ。』

『藤城.....柊?』




俺は、いつから彼女に惹かれていたんだろう......

/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp