• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第19章 ♡Story16♡ 事故...


「藤ヶ谷先生が、自ら......」



「......はい。」



「っ百合ちゃんは?百合ちゃんも怪我を.....?」



「百合ちゃんに怪我はありません、ただ......
事故で精神的なショックを......」



「っそっか......」



そうだよな......



だって1番大好きな人が......



自分の目の前で......。



百合の目元にはさっきまで



泣いていたであろう涙の跡が残っていた。



「百合ちゃん.....」
(百合ちゃん、藤ヶ谷先生は絶対助かるよ......
絶対に......。)



「......俺、藤ヶ谷先生の所に行ってくる。
無事な事が分ったら、
すぐ百合ちゃんに伝えられるように......」



「北山先生......」



「団司君、志村君.....それに山田君、



百合ちゃんをお願いね?」



「「「っはい」」」



「......(微笑)」



宏光は小さく微笑んだ後、



救急士達の後を追って走って行った。








「っすいません!彼の同僚なんです!
同乗しても大丈夫ですか?」



「えぇ!大丈夫ですよ!早く乗ってください!」



「はい!」



救急士に追いついた宏光は一緒に同行することになった。



そして宏光の横には酸素マスクを着けられ、



応急処置をさせられている太輔の姿があった。



「......。」
(藤ヶ谷先生、絶対助かってくださいよ......
もし貴方が死んだら......1番悲しむのは、











百合ちゃんなんですから......。)
/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp