第5章 ♡Story2♡ ......見て?
昼休み...
「百合~お昼食べよッ!」
「あ、ごめん美香ちゃん......少し用事があるから、
先に食べてて......。」
「そう?わかった!紗英子達にも言っておくね!」
「ごめんね......。」
「いいっていいって!じゃあまた後でね!」
「うん、ありがとう。」
私は教室を後にし、陸の待つ体育館裏に向かう。
体育館裏...
「ごめん、陸!......待った?」
「ううん......俺もさっき来たこと。わりぃな......
友達とお昼食べる予定だったんだろ?」
「うん、まぁね......でもちゃんと言ってきたから
大丈夫だよ。」
「そっか......ならよかった......。」
しばらくの間があったが私から口を開く。
「......ぇっと...陸......話って......」
「あのさ......俺達......」
何だろう......陸の今言うことが
分かる気がする......。
「......別れるか?」