• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第5章 ♡Story2♡ ......見て?


「......別れるか?」



やっぱり......何となくそんな気がしたよ......。



「今の俺じゃ......先生の代わりには、
なれねぇんだよな......。最近のお前、
先生のことばっかり考えてるし......。」



「ごめん......陸......私......」




ぎゅっ...



私が口を開こうとすると目の前が暗くなる。






「それ以上、何も言わないで......」



陸に抱きしめられている私......。



「......。」



「俺......お前のことが嫌いなわけじゃない......
昔からずっと......狂おしいほど好きだ......
それは今も変わってない......。」



「......。」



「でもお前は......まだ先生のことを見てる......。」



「ッ...私.....」



「ごめん百合......今までずっとお前の気持ちに
気づいてやれなくて......本当はどこかでわかってたかも
しれないのに......。」



「......。」



「だから俺......恋人じゃなくて、百合の......
1人の幼馴染として......応援したいんだ......。」



「陸......」



「あのさ......百合......。」



「......何、陸......。」



「俺の願い事......一つだけ叶えて欲しいんだ......
自分勝手だけど......。」



「いいよ......私だって陸に
いっぱい迷惑かけた......陸の言うこと、
何でも聞くよ......。」



「......嫌なら、断ってもいい......。」



「何?......なんでもいいよ......?」



「......今日までは、お前の彼氏としていたい......。
だから......





















































今夜だけ......抱かせて......」
/ 650ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp