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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第5章 ♡Story2♡ ......見て?


百合side

入学式が終わった翌日...



「おはよう!」



「「「おはよう!」」」



昨日の入学式も無事に終わり、



クラスのみんなとも仲良くなれた。



因みに陸以外に同中の人はいなくて



少し心細いところもあったけど、みんなが優しくて



初日から充実した高校生生活を過ごせそう。



でも気がかりは一つだけ......ある......。



(今頃、何してんのかな......藤ヶ谷先生......。)



未だ気になる彼のコト......。



「はぁ......」



「百合、どうした?ため息なんかついて......。」



「あ、陸......何でもないよ......。」



「......また藤ヶ谷先生のこと考えてた?」



「え!?そんな......違うってば......」



「......。」



やっぱり昔からずっと一緒だから......陸、



すぐ解っちゃうんだね......。



「ごめんね......陸。」



「別に、小学校の時からずっとそうだったし......。」



ほんと私って......陸に迷惑かけてばっか......。



自分でもわかってんのに......。



「なぁ......百合。昼休み、2人だけで
話したいことがあるんだけさ......いいか?」



「え......話したいこと?」



「うん......昼休み体育館裏で、待ってるから......。」



陸はそう言うと友達のもとへ行く。



「......陸」



私はしばらく、陸の後ろ姿を見ていた......。
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