第17章 ♡Story14♡ ずっと、解っていたこと...
家に入った百合...
「ただいま!」
「お帰りなさい百合!打ち合わせお疲れ様、
もう少しで夕飯出来るから手を洗って来ないさい。」
「はーい!」
そして日曜の日...←また飛ばしてm(__)m
ソワソワソワ...ソワソワソワ...
「......。」
百合はリビングをひたすらウロウロしていた。
「百合、そんなソワソワすんなよ(笑)」
「だってお兄ちゃん......」
「二人共交際に反対はしないって言ったでしょ?
ただ会いたいだけなんだからさ!」
「うぅ......でも不安なの!(泣)
ちょっと外で太輔のこと待つ!」
「おいおい(苦笑)」
早歩きで玄関を出て、太輔を待つことにした百合。
約10分...
「......。」
百合はじっとドアの前に立っていた。
するとそこへ......
「......あれ?百合お前...
そんなとこに立ってどうしたんだ?」
「陸!」
陸は"七華高等学校男子テニス部"と
書かれたジャージを着ており、
背中には大きなテニスバッグを背負っていた。
「玄関に突っ立って何してんだ.....(苦笑)」
「太輔を待ってるんだ!」
「藤ヶ谷先生を?」
「そっ!」
「ふぅん......結婚の申し込み?(笑)」←
「ち、違うから!お父さん達が会いたいって言ってるの!」
「なーんだ、つまんねぇの!」←
「つまんないってなによ!?」
「べっつにぃ♪
じゃあ俺は部活があるから!また明日な!」
そして陸は学校がある方角に向かって走って行った。
「冷やかしかよ......(怒)」←
百合、激おこぷんぷん丸......
ちなみに陸は、
最近部活に入って最近は朝練や土日の練習で忙しい......
それからさらに10分が経ち...
「......っ百合!?」
「あ!太輔!」