第17章 ♡Story14♡ ずっと、解っていたこと...
「ファンのみんなは勿論だけど......、
番組で共演している中居さん、シオンさん、陽向君、
YuKiNoちゃん...颯太さんも......」
『ホント君緊張してるね~(笑)
もっとリラックスしてけよ!』
『これからも期待しているわよ。』
『俺初めてなんだ、同じ10代の子と共演するの!
だからそんなかたっ苦しいのはナシだぜ!』
『次回もこの調子で頑張って♪』
フッ
『また楽しみにしてるよ。』
「......」
「まだまだ沢山いるでしょ?
百合ちゃんが止めたら悲しむ人......」
「っ......」
「椎名さんや小鳥遊さんだって、赤沢さんも神楽坂さん...
A.N.JELLの皆さんだって......」
『それならよかったわ!写真を見て直感で思ったのよね!』
『よっしゃあ百合!俺が完璧に仕上げてやるよ!』
『百合さん、そんなに緊張しなくても大丈夫ですよ?
僕、こう見えても話すのが大好きですから(微笑)』
『社長、裕太が言った通り
可愛らしいお嬢さんではありませんか!』
『ふんっ!結構やるじゃねぇか、お前......』
『君が百合ちゃんっ!?
へぇ~雑誌で見たことあるけど
やっぱり生のほうが可愛いね!』
『勇気さん!百合さんが困っていますよっ!』
『君がいるだけで周りが凄く明るくなるし、笑顔になれる。
それだけの魅力が百合ちゃんにあるってことだよ。』
「っ......」
「そして、家族...友達だって......」
『母さん、俺達も応援してあげようじゃないか。』
『この子も、もう子供じゃないものね......』
『百合の笑顔を見れることが、
俺にとって1番の幸せだから......(微笑)』
『ありがとう、百合。お前が幼馴染で良かったよ。』
『フフ...(微笑)百合、凄く輝いてたよ!
また来週も楽しみにしてる!』
「っ...みんな......」