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藤ヶ谷先生、大好きですよ?

第17章 ♡Story14♡ ずっと、解っていたこと...


翌日の放課後...


「ぁ...今日はドラマの打ち合わせがあるんだった......」



帰る支度をしていると



忘れかけていたことを思い出した百合。



「はぁ......日曜、不安だな......」




『百合、藤ヶ谷先生をうちに連れて来ないさい。』



お父さんとお母さんが言った言葉......。



「うぅ......緊張で胃が......(汗)」



お腹を押さえながら下に降りる百合。



校門先まで行ってみると涼介は既に待っていた。



「ぁ涼介さん、もう来てる......」



百合は走って涼介の元に行く。





「涼介さん!」



「百合ちゃん!学校帰りなのにごめんね(苦笑)
それじゃあ行こうか。」



「はい!」
(気持ちを切り替えないと!)



百合は気持ちを切り替え車に乗り込む。



「涼介さん、打ち合わせってどういう事をするんですか?」



「うん、基本は番組と変わらないよ?
だから余計な心配はしなくて大丈夫。
ほとんど監督さんで進めるからね。」



「わかりました!」



「今日はドラマの台本も渡されるはずだよ。」



「了解です!」




軽く説明をしていると



ドラマが放送されるフ●テレビに着いた。



そして車を降りた二人は会議室に向かっている途中だった。



「ちなみにドラマ枠は月曜9時から、
初回SPで始まる予定だよ。」



「初回SPってことは
普通のお話より少し長くなるんですよね?」



「うん、大体のドラマはそうでしょ?
百合ちゃん、初主演ドラマだから頑張って!」



「はい!頑張ります!」
話しているうちに会議室の前まで来た百合達。



するとそこへ...



「......あ、百合ちゃん達も今来たところ?」



「柊さんっ!......と、
何で他のメンバーさんまで......(汗)」



「ちょっとね......(苦笑)」



向かい側から歩いてきたのは主演の柊で、その後ろには



マネージャーらしき男性と廉・勇気・美男の



メンバーが揃っていた......。

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