第16章 ♡Story13♡ プレゼント
しばらく抱き合った二人...
「......もう、帰った方が...いいの、かな......?」
「その方がいいと思う、
家族だってお前のことを待ってんだから......。」
「......うん。」
「じゃあ車に戻るか。」
「そうだね!」
二人は手を繋ぎ駐車場まで歩いていく。
「太輔、今日はありがとう!私、凄く嬉しかった!
プレゼントの香水も大事に使うし、
ネックレスもずっと着けるね!」
「ありがとな、百合。」
「うん!」
そしてそのまま車を走らせ百合の家まで向かう。
「明日、ドラマの打ち合わせだっけ?」
「うん!学校の帰り、すぐ行くの!」
「結構ハードだな......。」
「私まだまだ若いから大丈夫だもん(笑)」←
「嫌味かよ(笑)」←
「(笑笑)」
それからしばらく走り、
家の近くに車を止めて降りた百合と太輔...
「ちょっと離れたところに止めたけど...大丈夫か?」
「うん!ありがとう......ねぇ!...太輔......」
「ん、どうした?」
「......キス、してもいい?」
「キス?」
「ぅん......」