第4章 ♡Story1♡ 再会
数十分後...
私達はお寿司を食べ終え、会計に向かう。
(あれ......私達より遅かったのにもう居ないや......って
また考えちゃったよ!)
つい、目が藤ヶ谷先生が居ないか追ってしまう......。
「はぁ......」
「百合、ため息なんかついてどうした?」
裕太が百合に言う。
「ぁ何でもないよ!お寿司いっぱい食べたから
お腹いっぱいでね...(苦笑)」
「今日の百合はいっぱい食べたもんな(笑)」
「ははは......。」
藤ヶ谷side
俺と横尾先生は雑談をしながら寿司を食べた。
そして食べ終わり会計に行こうとしたとき......。
チラ...
「......。」
ふと百合達がいる席を見る。
どうやらまだ食べているようだった。
「藤ヶ谷先生、やっぱり彼女に
見惚れちゃってんじゃないですか?(笑)」
「見惚れてなんかいないですよ!」
「だって百合ちゃんの方しか
見てないじゃないですか(笑)」
横尾先生は何かを楽しんでるようだった......。
「からかうのはよしてくださいよ.....。」
会計を済ました俺達だったけど、横尾先生はいまだ
彼女のことで俺をいじってくる......。
横尾先生、そんなに彼女のこと言われたら......
気になって仕方ないですか......。