第4章 ♡Story1♡ 再会
百合side
「もう百合!一体どこで油売ってたの?」
「ははは、ごめんごめん(汗)」
「今、藤ヶ谷先生と会ったんだよ。」
「藤ヶ谷先生って百合が溺愛してた先生か?」
「そうなんだよ......俺もびっくり......(汗)」
「あらそうなの?なら......しょうがないわね!」
「あっさり許すんだね(汗)」
「別に大したことじゃないし......
早くお寿司を食べましょ!」
「母さんはお寿司が大好物だからね(笑)寿司が早く食えれば
なんでもいいんだろ?」
「そうかもね(笑)......私も早く食べよ!」
うちの家族はみんな揃ってさっぱりしてます(笑)
揃った私達は早速お寿司に手を付ける。
(お寿司なんて久しぶりだな~
そういえば藤ヶ谷先生達も座ってるかな?)
百合はお寿司を食べながら辺りを見渡す。
(あ!カウンターのところにいる!)
「彼氏いんのになに見惚れてるんだよ(笑)」
「見惚れてないもん!!」
(陸がいるのに......やっぱりまだ好きなのかな?)
百合は再び考え始める。
「......。」
「おいどうした百合?箸が進んでないぞ?」
ハッ...
「いやなんでもないよ!ただ考え事してただけ(汗)」
「そうか?早く食べないと、美味いものみんな流れてくぞ。」
「うん!せっかく久々に来たんだから
いっぱい食べないとね!」
百合はお父さんの言葉で我に返る。
そして何かを忘れるかのように黙々とお寿司を頬張る。
......が
ツーン...
「ッ......(泣)」
「そりゃあ一気にワサビ入りの寿司食ったらツーンて
なるわな(笑)」
裕太は笑いながらお茶を注いで百合に渡す。
そしてそれを一気に飲む百合。
けど......
「熱っ!」
「そりゃあ入れたてのお茶だからな(笑)」
「ほらほら百合、お水を飲みなさい。
裕太も笑わないの!」
お母さんがお水を渡す。
一気に飲み干した百合はひと段落。
「ふぅー。」
一瞬死ぬかと思ったよ...