第16章 ♡Story13♡ プレゼント
太輔Side
仕事も落ち着いたし、
そろそろ百合に電話掛けてみっか......。
「お!百合ちゃんに電話ですか(笑)」
バッグからスマホを出すと隣の席から
北山先生がニヤニヤしながらこっちを見ていた。
「......うるさい。」←
「(笑笑)」
職員室で電話掛ける気はさらさらないが
こうして言われるとムカつく......。(北山先生限定)
この間見直したなって思ったらこれだよ......。←
席を立つ太輔。
「中庭にでも行くんですか?」
「まぁそうですね、あそこは人も少ないですから。
......まさかついて来ようなんて思ってないですよね?」←
「さすがの俺もそこまでやましい事はしませんよ(笑)
じゃあごゆっくり~♪」
「......。」
中庭...
「......。」
(何だろ、しばらく百合と連絡とってなかったから
変な緊張がする......。)
なかなか電話を掛けられない太輔。
それから数分が経ち...←『え?(笑)』by.北山
プルルルル...プルルルル...
やっと電話を掛ける太輔。
「百合の奴、でるかな......」
"ピッ"