第4章 ♡Story1♡ 再会
「あの......藤ヶ谷、太輔先生......ですか......?」
「ッ......何で俺の名前......」
まさか......この娘って......あの......
「藤ヶ谷先生?この女の子と知り合いなんですか?」
「おい!百合!いきなりなんだよ!......
あ、すみません......うちの妹が......。」
百合って......まさか本当に......
あの百合ちゃん......?
しばらく固まる2人と、
その様子を見てきょとんとする横尾先生と裕太。
「「......?」」
「ぇと......そうだけ......まさか君って......
玉森百合ちゃん?」
「ッ...覚えて、くれて......いたんですか?」
やっぱり......まさかこんなところで会うなんて......
「え、何?話が読めないんだけど......(汗)」
「藤ヶ谷先生......この子が百合ちゃん何ですか?
今朝話してくれた......。」
「え゜!?ぁ、まぁ......。」
横尾先生、余計なことを......。
百合side
「藤ヶ谷先生......この子が百合ちゃん何ですか?
今朝話してくれた......。」
「え゜!?ぁ、まぁ......」
先生、私のこと......覚えてくれていたんだ......。
私は覚えてくれただけでも凄く嬉しくて、
喜びを顔に隠せなかった......。
「先生......私のこと、
覚えてくれていたんですね......。」
「ぇっと......まぁ......」
「まさかこの人って昔百合がよく話してた
藤ヶ谷先生!?」
お兄ちゃんも驚きを隠せないらしい......。
「こんなところで会えるなんてすごく嬉しいです!
お久しぶりですね、藤ヶ谷先生。」
「あぁ、久しぶりだな......百合......。」