第16章 ♡Story13♡ プレゼント
ぬいぐるみ屋さん...
「おぉ!モフモフなぬいぐるみがいっぱい......」
(こんだけあれば百合にピッタリなやつがあるかな?)
早速店内を周る裕太。
「定番のクマか.....クマは5年前にあげたけど、
あえて同じテディベアにするか......」
うぅぅん......迷う!
裕太が迷っている中、後ろの方で複数の声が聞こえてきた。
「廉さんマジでぬいぐるみにするんですか(笑)」
「うるせぇ!冷やかしなら先に帰ってろ!」
「廉さん落ち着いてください......(汗)」
ん?......この声、どっかで......
裕太は気になり後ろを向いてみる。
そしてそこにいたのは......
「......な゛っ!?」
「......はあぁっ!?
何でてめぇがこんなとこにいんだよっ!」
「それはこっちのセリフだけど......(怒)」
何でコイツがここにいんだよ......あの憎ったらしい
A.N.JELLの桂木廉!......と、本郷勇気君と桜庭美男君。
「「......(睨)」」
「ゆ、勇気さん...ま、また睨み合ってます......(汗)」
美男は勇気の後ろで冷や汗をかいていた。
「せっかく裕太君に会えたのに
何で廉さんと絡むとこうなるのっ!?」
「何で"間抜け"がここにいる......」
「何って妹のプレゼントを見に来ただけだけど?
そう言う"しかめっ面"は何しに来たんだよ.....。」
「「......(汗)」」
「てめぇには関係ねぇ...ってか、
しかめっ面ってこの俺に対して言ってんのかっ!?」
「他に誰がいんだよ、このしかめっ面......」←
「あ゛?」
「れ、廉さん!(汗)」
「裕太君も落ち着いて落ち着いて!(汗)」
このまま殴り合いになりそうな2人を
必死に止める美男と勇気。
「「ふんっ!」」←
くそぉ......
ここでまさかの邪魔が入るとは......(怒)