第16章 ♡Story13♡ プレゼント
翌日...
裕太Side
「お兄ちゃんはオフだと平日に休めていいなぁ(苦笑)」
「(笑笑)百合、早く行かねぇと遅刻だぞ(笑)」
「はーい(笑)じゃあ行ってきまーす!」
「あぁ、いってらっしゃい!」
(よし!今日こそは絶対プレゼント決めてやる!)
それから裕太は外出する支度をした。
「あら裕太、もうプレゼント買いに行くの?」
「うん!だって遅く行ったら迷ってるうちに
暗くなると思うし!」
「(笑笑)じゃあ行って決めてきなさい。」
「はーい!じゃあ母さん、行ってきまーす!」
「行ってらっしゃい!」
こうして裕太は百合の誕生日プレゼントを
探す旅に出た。
「......何がいいんだろうな?
アクセサリーだと被ったら嫌だし、ここはコスメかっ!?
......いや、
コスメだといつかはなくちゃっちゃう......うぅぅん!」←
盛大に悩む裕太。
『今年の誕生日プレゼントは何がいい?』
『えぇ?何でもいいよ!気持ちだけで十分だし!』
『逆にそう言われると何がいいかわからなくなるよ(苦笑)』
『プレゼントはお兄ちゃんに任せるよ(笑)』
『はいはい(笑)
じゃあ誕生日、楽しみにしててよ!』
『はーい♪』
「......マジで何がいいんだろ......ん?」
裕太が頭を悩ませているとある店に目が行った。
「ぬいぐるみの専門店かな......?」
確かぬいぐるみは百合が小5の辺りにあげたっけ?
その日の誕生日、藤ヶ谷先生から貰った冠が
あまりにも嬉しすぎて俺のプレゼントには
目もくれなかったような気がするけど......(汗)←
「......よし、こうなったら
ぬいぐるみでリベンジしてやる!」←意外とすんなり(笑)
裕太はリベンジに燃え、お店に向かった。
ってなわけで裕太のプレゼントは
ぬいぐるみに決まったのだった。